ただ、ただそう思う
退行するとはどんな感じなのか、最初は想像も付かなく半信半疑でした。子供の頃の私に入った時、すぐの状態では半分はまだ今の自分がハッキリといて、質問に対しても今の自分が考えて答えてる感じもしたのですが、過去の悲しい場面がどんどん映し出されて、妙に悲しい気持ちになり、涙が止まらなくなって、その時の質問に対して答えている私は考えて答えてるという感じではなく、ただただそう思うから答えている...という感じでした。今思うと、それが小さい時の私の言葉だったんでしょうね。
年齢退行の後の胎児期退行も不思議な感じでした。見えるというより、感じるというか、母の大変さなどを感じる事が出来、母に対する間違った思い込みなども解除されました。
中間生では、母を選んだ理由がわかりましたが、その時の質問に答えた私もハッキリ覚えているのですが、何故その様に答えたのかは全く自分の意識ではわかりません。そう思ったから答えたのですが、中間生での私の言葉なのでしょうね。
自分の苦手な性格の部分の原因がわかり、幼少期の経験は記憶にも残っていましたが、自分が思っていた以上に苦しかったんだなと思って驚きました。ずーっと封印したまま40年程が経ち、今になってそこに触れ、敢えて悲しみの中に戻ったのは辛かった事でもありますが、その中で救われることもあり、これからの自分には大変勇気つけられた経験となりました。ありがとうございました。
